2015.07.22
松田屋と維新
祝・世界遺産登録!萩産業革命遺産のご紹介<松田屋ホテルのおすすめ特集・其の3>
7月5日、ユネスコ世界遺産委員会で萩の5資産(萩反射炉、恵美須ヶ鼻造船所跡、大板山たたら製鉄遺跡、萩城下町、松下村塾)を含む「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産へ登録が決定しました♪
日本は、幕末からわずか半世紀の間に製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業において急速な産業化を達成し、西欧以外の地域で最初の産業国家としての地位を確立しました。このことは、世界史的に極めて意義のある類稀な事象であり、日本が「ものづくり大国」となる基礎をつくった歴史的過程を物語っているのが「明治日本の産業革命遺産」です。今回も松田屋ホテルとも密接な歴史のつながりがある、世界遺産に登録された萩の産業革命遺産を紹介していきたいと思います。
それでは萩産業革命遺産大板山たたら製鉄遺跡のご紹介です♪
【大板山たたら製鉄遺跡】
砂鉄を原料に、木炭を燃焼させて鉄を作っていた江戸時代の製鉄所の跡。
鉄の原料である砂鉄と燃料の木炭を炉に入れ鞴(ふいご)を用いて行います。この時に使う炉を「たたら」と言います。
これは、日本で独特の発展をとげた伝統的な製鉄技術で、とくに中国地方が良質な砂鉄を産出することから、江戸時代には製鉄の中心地となっていました。
大板山で「たたら」が操業された時期は、次の3回が確認されています。
①宝歴期(1751~1764年)
②文化・文政期(1812~1822年)
③幕末期(1855~1867年)
原料の砂鉄は島根県から北前船を利用して奈古港に荷揚げされ、荷駄で運ばれていました。
建物跡などの遺構が露出した形で整備されています。
日本は、幕末からわずか半世紀の間に製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業において急速な産業化を達成し、西欧以外の地域で最初の産業国家としての地位を確立しました。このことは、世界史的に極めて意義のある類稀な事象であり、日本が「ものづくり大国」となる基礎をつくった歴史的過程を物語っているのが「明治日本の産業革命遺産」です。今回も松田屋ホテルとも密接な歴史のつながりがある、世界遺産に登録された萩の産業革命遺産を紹介していきたいと思います。
それでは萩産業革命遺産大板山たたら製鉄遺跡のご紹介です♪
【大板山たたら製鉄遺跡】
砂鉄を原料に、木炭を燃焼させて鉄を作っていた江戸時代の製鉄所の跡。
鉄の原料である砂鉄と燃料の木炭を炉に入れ鞴(ふいご)を用いて行います。この時に使う炉を「たたら」と言います。
これは、日本で独特の発展をとげた伝統的な製鉄技術で、とくに中国地方が良質な砂鉄を産出することから、江戸時代には製鉄の中心地となっていました。
大板山で「たたら」が操業された時期は、次の3回が確認されています。
①宝歴期(1751~1764年)
②文化・文政期(1812~1822年)
③幕末期(1855~1867年)
原料の砂鉄は島根県から北前船を利用して奈古港に荷揚げされ、荷駄で運ばれていました。
建物跡などの遺構が露出した形で整備されています。